民泊に限らず、日本スタイル~和風~が外国人観光客を中心に人気が高まっています。
特に、中国からのビザ発行緩和に伴い、日本に近いエリアからの外国人観光客の増加が期待されています。
同じ東南アジア圏からの観光客は文化が似ていますから、欧米の観光客よりもさらに日本独自の文化を打ち出していくのはいかがでしょうか。
和風に
日本に来る観光客は日本らしさを楽しみに訪日しています。
各国で日本に対する教育をどのように行っているかで、日本に対するイメージが違うと思いますが、SNSをはじめとするインターネットの世界の中では、日本の文化・歴史の中の一部が伝わっています。
日本に対する漠然としたイメージとしては、
・着物
・庭園
・お茶
・和食・寿司・蕎麦
・自然
・富士山
・素朴な草木
・田園風景
などなど、日本各地どこにある民泊でも演出が出来そうなものであふれています。
こうやって考えると、意外と簡単に準備することができそうではないですか。
インテリアを和風に
今では100円均一にも和風小物があふれています。お手軽に準備することができそうですね。
早いところでいうと、日本的な小物を部屋のインテリアにするということができそうです。
・座布団(クッションカバーを和柄に変えるだけでも可)
・扇子・団扇を置く、飾る
・プラスチックかごを竹や木を編んだ籠に変える
・招き猫・仏像のミニチュア置物
・カーテンを和柄や素朴なデザインのものに変える
・ふすまや障子をつける(あえて洋室の中側にもう一部屋つけるイメージ。旅館・ホテルの和室的な感じ。)
・床の間を作る(ぜひ壁は砂壁で)
・花瓶を竹の筒やとっくり、日本的なものをチョイス。中に入れるものは薔薇やガーベラではなく、細かい小さい花をつけるものでもつけないものでも。長期利用時なら造花。短期滞在時ならば、その辺に生えている野花でも可。
日本人の普通の感覚では、
「ちょっと置きすぎだな。」「コテコテだな。」
と思うものでもかまいません。
部屋を紹介する画像の片隅にちょこっと和風のものを入れるだけでも、グッと日本らしさが増しますよ。
食事提供もするなら、ぜひ和食をとりいれて
和食といっても、本格的な和食は世の中にあふれていますから、そのようなものが食べたい方は外食や、ホテル・旅館に泊まってもらいましょう。
「あくまで、日本の一般的な家庭の普通のご飯です。よろしければどうぞ。」というスタンスでご紹介するのがよいでしょう。
あまりにも期待されしすぎては・・・トラブルのもとにもなりますし、こちらでできる範囲のことをアピールするのがいいと思います。
できればその地場のものを提供できるとよいと思います。
・山菜
・野菜
・魚
・肉
でも、なかなかいつでも用意できるわけではないですよね。
大丈夫です。
最近はすごいですね。ネットでもスーパーでもなんでも揃います。
冷凍や冷蔵でお惣菜が準備できます。冷蔵庫にストックしておくだけで、すぐに提供することが出来ます。
ここで、お惣菜の種類としてレトルト食品などを用意しておくときにおすすめな方法があります。
それは!
ズバリ!
自分の好みのものを用意すること!
それには正当な理由があるのです。
ストックしておくということは、かなりリスクを伴います。近くのコンビニで調達できるものならよいのですが、そうもいかないこともあると思います。
賞味期限というものが付いて回るので、ぜひ賞味期限が間近になったもは自分で食べましょう。
そして、もう一つメリットがあります。
民泊を利用してくれる人との会話も弾むと思います。自分の好きなものですもの、話せますよね。説明もできますよね。思い出も1つか2つくらい語れますよね。
ぜひ試してみてください。
田舎の民泊なら農業体験を
地方の山里などの方はぜひ、全面的に取り入れてみてほしいです。
そこを楽しみに来日していなくても、体験してみることで日本を感じ、より理解し、もっと好きになってくれるきっかけになるかもしれません。
私たちの日常がそのまま、喜んで貰える材料になるなんて、こちらにとってもありがたいですよね。
どんな農業体験があげられるかというと、
・畑でニンジンやダイコンを引っ張って収穫
・小松菜やほうれん草を鎌を使ったり手で摘んで収穫
・ナスやトマトなどを収穫
もちろん、収穫したあとには食卓に並べてあげてくださいね。
田舎ならばそこまで他に行くところもないと思いますので、一緒に食事の準備をするのもいいですね。
ホストも和装してもいいかも。体験させてあげても
日本らしさのスタイルとして、和装がありますね。
ただ、サザエさんに出てくるおフネさんのように、あそこまでいつも和服でいることは難しいと思います。
しかし、洗える素材の和っぽい服ならどうでしょう。
浴衣・甚兵衛・作務衣・・・和風ながらもなんとなくハードルは下がりませんか?
割烹着なんていうのもいいですね。
こちらが着て和を演出してもよいし、着せてあげるサービスを取り入れるのも良いです。
忍者・侍・町娘・お殿様なんて、ドン・キホーテのコスプレコーナーにありそうなものも、用意してあげてもいいかもしれませんね。
季節の行事を取り入れる
春夏秋冬
日本には季節がありたくさんのそれに付随した行事もありますよね。
カレンダーを追いながらその季節に合った演出をするのもいいと思います。
春なら、桜茶を用意する。
夏なら、流しそうめんを体験できるようにする。
秋なら、季節の果物をプレゼントする。
冬なら、こたつにミカン!
ピンポイントで、お風呂に凝って
ゆず湯・菖蒲湯・みかん湯・ワイン湯・牛乳風呂・・・
好きなものを選べますよ、っていうのもいいですよね。
最後に
本当にさりげない、自分たちの生活を再現するだけでよいのです。
ただ、アピールしないと伝わりませんので、うまく画像に取り込んだり説明文に入れてみてくださいね。